逆にこの時確かにそうなる。

逆に,このとき与式は確かに恒等式になる

心折れるのはなぜか

面白い事に、現役の時は「ひょっとしたら受かるんじゃないか」という根拠のない自信というか、安心があったが、
今は「ひょっとしたら落ちるんじゃないか」という不安だけにさいなまれている。

力が付いているのかいないのか分からない。模試で点数を取って偏差値が上がったとしても、それが力がついたことの証明になるか?
裏に、模試で点数取れずに偏差値が下がったら、力が落ちたと短絡的に決めつけられるか?

苦手な数学をやりながら、理科もぼちぼちやりつつ、得意な英語も復習してみたり、古文漢文を総ざらいしてみたり、いろいろやっているけれど、やっている最中に伸びた気がしない。僕は。


今までで、「ああ、力ついたなあ」と思ったことは何回くらいあるだろう?


多分1回しか無い。

あれは3年生のある時、ふと1年生の英語Iの教科書をめくった時だった。1ページ5秒くらいでサーサーと読めるではないか(大げさ)。普段の授業は、常にワンランク上のテキストなのか、1行目から訳せなかったり単語の訳がどれもしっくりこなかったり、挙句の果てには文構造が全く分からない下線部なんかをやらされて、勉強できない感覚だったが、ハッと振り返ると、力ついていたんだなあ、と思ったのだった。


それより前も後も、実感したことは無いなあ。
実力考査の順位は上がっていったけど、ただ今までサボっていただけじゃないの、と。



見るのも嫌だった東大2011年の問題を、本郷でもらったキットカットや東大新聞の入った袋から取り出して、数学と理科を解き直し始めた。今更かもしれないが、僕にはこのくらいの時期がちょうどいいわ。

少なくとも当日より解ける感じがした。なんだかなあ、やっぱり本番は緊張していたんだなあ。
もちろん、32点も足りなかったので来年は70点くらい上回れるように頑張るけど。



根拠のあるフィーリング。