4限が無いということ
今日は4限が無かったので早々とお家に帰ったが、その途中、電車の中でのこと。
倫理の一問一答タイプの問題集をやっていると、後ろの方から「A!B!C!」と叫んでいる子供の声が聞こえる。
さすがに振り返ってみようとはしなかったが、この子供、前に早く帰った時も電車の中で見かけた。母親も一緒のはず。名古屋通いしているのだろうか(いやひょっとしたら岐阜から乗っているかもしれないが)。
年齢はどうだろう、少なくとも小学生ではないだろう。電車の中で大声で歌っているレベルだ。
帰国でなければ、小さい年から英会話教室にでも通わせているのか、自分で教えているのか。
なんか発音がいい。
耳が周波数に慣れるから云々で英語をやるには0歳からの方がいいとか言う宣伝の文書を見たことがあるが(日本語を学ぶ前から英語を教えるのはどうかと思うが)、耳以前に脳、というか言語の認識の問題がある気がしたんだ。
日本語英語が氾濫する国だから、小学1年の時にはすでにRは「アール」で、Lは「エル」だった。
英会話教室に通わせてくれていたんだけど、全ての英語をカタカナで認識してしまっていたので、ちっとも実にならなかった(が、英語が好きになったのは大きい)。
全ての音は子音+母音で構成されなければならなかったし、カタカナで表せない音は当然に近似させられた。
そのことに気付いたのは小学5年の時で、ああ、英語と日本語は違うんだなって。
そんなことを考えていたらうとうとしてしまって、危うく乗り過ごすところだった。