東大生協がなぜ高いのか
今日は両親が来てくれたので、車に乗って新宿まで出かけるなどしていたが、東大生協の話になって、僕が高い高いと愚痴をこぼしていたのである。
本来生協というのは一人で買うと高いからたくさん集まって安く買おうという互助的な組合組織なのだろうが、今となっては大企業の購買力の方が圧倒的に強く何の意味もなしていない。
こう言ったのである。
すると、「それは生協の人件費が高いんだ」と返答が返ってきた。
昼時に駒場の生協食堂に入ると、「生協食堂をご利用いただきありがとうございます」と音声が流れている。最初此音声を聞いたときに、僕は強い違和感を覚えたが、なるほどこういうことだった。
僕は組合員でありお客ではない。お礼を言われる筋合いはない。
この後話はいろいろと飛ぶ。アパート暮らしだというのに土地を売ってくれという旨のチラシが毎日のようにポストに入れられるとか、愛知県では見たこともないスーパーのチェーンがあって繁盛しているだとか、この辺りでは商店街が存続できているだとか。
人が多いから、率が低くても絶対数が確保できる。
価格は高くてもいい。
高くないといけない。
お金持ちのための高級品をどんどん出して行かないといけない。
土地の価格が下がり過ぎである。
もっともっとお金を動かさないといけない。
物価が安すぎる。
すると人件費が削られる。
人間の価値がどんどん下げられているのは僕も実感するところである。
何度も言っているかもしれないけれど、仕事が効率化されると価格が下がり、同じだけ稼ごうとすると何倍も仕事をしないといけない。
もっとわかりやすく。
共働きの家庭は増えたと思うが、果たして収入は以前より高くなっただろうか。
家に親がいないと子供は荒れるよ。
全然関係のない話だけど、大津の事件の話だけど、そうでなくてもいいけど、
いじめられている子供の親っていじめられていることに気付けないんだよねえ。
するといじめている子供の親はなおさら気づけないんだよね。
僕は今回の事件は100%全て学校に責任があると思っている。学校はいじめをなくすところじゃなくて、いじめを見つけるところだからね。
いわゆる「加害者」は悪いよ。でも責任は無い。「被害者」は言うまでもない。
小学校と中学校でこういうの、3回ほどあったんだけどね、いずれも教員がきちんと見つけて、対処してたよ。あれはすごいなと思った。僕は傍観者だったね。クズだ。