逆にこの時確かにそうなる。

逆に,このとき与式は確かに恒等式になる

期末試験

7月16日付で「さてやりたいことがたくさんたまってゐるので、消化できる夏にしたい。」と結んだ期末試験の記事を読みつつ。


9月3日から5日まで、理類の期末試験。中身は、数理科学、生命科学、物質科学。すなわち、数学IB、数学II生命科学、熱力学、力学。


プロフィールにもあるとおり、似非理系の僕としては、大学の理系科目の試験にどこまで対応できるかというのは大きな問題であった。


1ヶ月くらい勉強したかったのに、結局8月も終わろうとしていたころから教科書を読み始めた。


受験生のころの父親の言葉がよみがえる。





「本当に理系なんかに進んで大丈夫か?」
『大丈夫だよ。なんとかなるだら』
「いや、大学はそうはいかないぞ」
『そうなの?』
「そればっかできるやつがいるから。」
『ふーむ』
「特に文系っぽいから心配だなあ」
『ふーむ』





過去問を見れば、教員によっては、とても易しい問題を出している先生もいるにはいる。教養学部ということもあってか、これだけは押さえて欲しいけれども、それ以上は別にいい、と割り切っているのだろう。

しかし

僕の「なんとかなる」は、決して試験をうまくパスできればいい、という意味では無かった。

問題がスラスラ解けるわけでもなく、完全に理解をするわけでもないが、それでも核心や本質の一部または全部、もっと言えば思想をある程度理解できるようになっておきたい、という意味であった。

似非理系としては、聞かれても困るけど、専門家の言っていることは理解できる、という水準に達しておきたかったのである。




要因はいろいろある。
いろいろあるんだよ
いろいろあったんだよ
とにかく体力が無いのと、忙しすぎたのが祟った。




じゃあ一応各科目の感想を書こうかね。7月のテストで書いておいて、9月に書かないのは気持ちが悪いので。

科目 所感
数学IB 前日に、講義ノートをすべて見返した。テストは140点満点だった。少し問題数が多かったが、だいたい解けたので安心である。良が来るのを期待。
熱力学 月末から教科書を読むばかり。これは思想戦であった。テストは、書くだけ書いた。良くても可だろう。
数学II 過去問を見る限り勉強が要らないと判断していた。良くても良。文字通り。
生命科学 3年分の過去問を混ぜただけの試験である。前評判通り。だが解けていない部分が多々あるので良くて良。
力学A 高校力学ですら躓く僕である。さようなら。





ひとつだけ。

勉強の動機付けとしては、
「大学で必修単位を落とす」よりも「中学で学年順位が下がる」ことの方が僕の中では強力だったようだ。

でもまあ、それは僕のアイデンティティが変わってきたということでもある。






さて、やりたいことがたくさんたまってゐるので、消化できる秋にしたい。