逆にこの時確かにそうなる。

逆に,このとき与式は確かに恒等式になる

自転車

突如映画を見ることになった。
ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」である。

小学4年生か、5年生の時。たまたま図書室で、ポプラ社版だったと思うが、シャーロックホームズシリーズの1冊を見つける。
そのシリーズは、なぜか図書室の各棚に散逸しており、またサイズが小さかったのでハードカバーの間に埋もれていた。1冊読んでは探す、の繰り返しだった。
その頃仲の良かった友人とどちらが先に読めるか競っていた。この勝負は僕が負けたと記憶している。
緋色の研究の展開がじれったくてたまらなかった記憶がある。なんだろう。
しばらくしてホームズシリーズが見つからなくなると(ホームズシリーズはとても少ないことをこの時は知らなかった)、同じ大きさの本でアルセーヌルパンが見つかる。僕は興味が無かったが、彼は読み始めていた。
僕は江戸川乱歩の方に手を出していった。
ある日、いつものように小さな本を探していると、アルセーヌルパン対シャーロックホームズという本を見つける。著者はルパンの方である。これは二人で交代に読んだ記憶があるが、内容は覚えていない。
後日調べたあるWebページには、「当時は著作権の概念がなかったから云々」と書かれていた。

さて、映画はルパン三世名探偵コナンである。このタイトルを聞くとコナン側が集客をしてコナンにルパン三世が引き込まれるかのような印象を僕は受けてしまうが、どう考えてもモンキーパンチの方が先輩である。形式上はルパン三世を先に出していた。
コナンのストーリー展開とルパン三世の豪快な銃撃戦等が相まって、コナンでは得られない爽快感を出していたように思える。前半は小学生向けなのだろうか、寒いギャグが頻発するが。

定番の「キミがいれば」がスタッフロールで流れるが、この編曲が素晴らしかった。





約1年ぶりに自転車に乗った。体力の衰えなど感じたことはない。もともと無いのだから。