逆にこの時確かにそうなる。

逆に,このとき与式は確かに恒等式になる

日本酒

 日本酒が好きになったので飲んだものを記録しておこうと思って,togetterに記録してあるのだが,ひとつまとめておきたい。

 酒には2種類あって,どんな味か思い出せる酒と,飲んだのは記録から分かるがどんな味か思い出せない酒である。

思い出せる酒

あれば飲む酒

 要するに好きな酒。

十四代(山形;高木酒造)

 初めて飲んだのは2015年9月5日。これを飲んで日本酒が好きになった。故にあれば頼んでしまう。飲んだ場所は思い出せる限りでは,シンスケ(湯島),タカマル鮮魚店(新宿),オレンチ(西荻),えんじ(西早稲田)。上品な香りと飲んだときの澄んだ感じが好き。

黒龍・九頭龍(福井;黒龍酒造)

 一番好きな酒。といってもラインナップが少なくないので,純米酒があれば注文している。九頭龍はそうはいかない。あっちこっちで飲んでいる。キリッとしているが,かといって辛すぎないところが好き。

陸奥八仙(青森;八戸酒造)

 一番飲んだ酒。青ラベルも赤ラベルひやおろしも全部旨い。ここのところご無沙汰だが,飲むと「あ~これこれこの味」となる酒。

醸し人九平次(愛知;萬乗醸造

 地元の酒といえば蓬莱泉だが,尾張醸し人九平次は旨い。香りが良い。あれば頼んでしまう。

蓬莱泉(愛知;関谷醸造

 地元の酒なのでひいきにしている。「空」「吟」「美」を飲んだ。蓬莱泉のカップ酒をがブリチキン西荻窪店で飲んだ。空が一番好き。これはバイアスもかかっている。小学生の頃から大人たちがありがたがって飲む姿を見てきた。通貨として機能すると言っても良い。普通,人に酒を贈るなら一升瓶だが,空だけは四合瓶で良いと聞いたことがある。これは当然で,一升瓶は飲食店にしか卸されないからである。空は大変上品な香りと,すっきりした味わいで美しい。吟は格上の酒だが,やや辛口の印象。美は普通の酒なので割高感がある。地元ではなかなか手に入らない空と吟だが,板橋の酒屋でいつも購入している。可に手を出す気が起こらない。

好きな酒

 飲んで「いいな」と思った酒。

銀盤(富山;銀盤酒造)

 すしざんまいに必ずあるので,座るやいなや「銀盤1合ください」と頼む。純米大吟醸である。この安定感が好き。

新政(秋田;新政酒造)

 この流れでは意外に思われるだろうが,これはこれで好き。酸味が楽しい。No.6は1回だけ飲んだことがあるが,びっくりしてしまった。

楯野川(山形;楯の川酒造)

 「あれ,日本酒飲めるなあ」と思った酒。それまでは日本酒に抵抗があった。要するに飲みやすいのである。日本酒原価酒蔵に行ったら,日本酒に飲み慣れていない人向けのマークが付されていた。これは妥当。ちなみに,どうもメニューにあったら必ず頼んでいるようだ。

朝日鷹(山形;高木酒造)

 オレンチ(西荻)で1回だけ飲んだ。どうも東京では手に入りにくいそうだ。本醸造なのだが,旨い。

鶴齢(新潟;青木酒造)

 飲みやすい酒。王子駅近くのまいどで飲んだのが初めて。

獺祭(山口;旭酒造)

 最初に飲んだのは魚金神楽坂店で,次に飲んだのは日本酒原価酒蔵神保町店である。良い意味で無難。

うまからまんさく(秋田;日の丸醸造

 これは旨い。料理に合わせられる酒。酒蔵の売り文句そのままで笑ってしまう。

奥播磨(兵庫;下村酒造店)

 味がある酒。色もかなり黄色い。最後に飲んだのは十徳(新宿)。

流(新潟;高橋酒造

 日本酒原価酒蔵限定流通だという。名前の通り口の中を全部流してくれるような感じ。水みたい(意外と好き)。

 

それ以外の酒

 他の人が注文しようとしたら「それは苦手なので他のにして下さい」と頼む酒。こればかりは個人の嗜好なのでどうしようもない。

花陽浴(埼玉;南陽醸造

 これはジュース。このお酒は好きとか嫌いとか言っても誰も怒らないと思われる。

刈穂(秋田;秋田清酒

 一滴八銭屋(新宿)といううどん屋で飲んだ。飲んだのが「超弩級気魄の辛口山廃純米生原酒」という日本酒度+25のお酒で,辛い。基本的に辛いお酒は僕は飲めないのである。

 

伯陽長(鳥取;江原酒造本店)

 苦手。

リアサケナチュレル(長野;小布施ワイナリー)

 これなら醸し人九平次を飲むべきという結論に至った酒。

思い出せない酒

 思い出せないお酒というのは,印象的なエピソードと共に記憶されていないか,色々な酒をたくさん飲んでいるときに,「初めて」飲んだきりである酒である。従って好き嫌いと必ずしも関係ない。

土佐鶴
澤乃井

 東京にも酒蔵があるんだ~!!と驚いたことだけ覚えている。

磐城寿
八兵衛
悦凱陣

 これも結構見かけるよね。

栗駒山

 楯野川と一緒に飲んだのだが,楯野川が旨いので忘れた。

景虎

 田毎(西荻)で冷や(常温)で飲んだ。

若乃井
真澄
ゆきの美人
射美
竹泉
栄光冨士

 森のくまさんも含めて何回も飲んでいるのだけれど,酔いが回ってから飲むので記憶に残らない。残念。

高砂
而今

 えっ,而今が記憶に残っていないだと・・・

上喜元

 「日本酒に力を入れています!!」などと書いておいてメニューに4種類くらいしか置いていない場合によく注文する酒。

村佑
田酒

 これも思い出せない・・・

じゃんげ
阿部勘
天吹
七賢
富久長
くどき上手

 これも思い出せない・・・

七田
白龍

 覚えてはいないのだが,Twitterに好きじゃないと書かれていた。

風の森

 これも何回か飲んでいるのだが・・・

醴泉
仙禽

 サケラボトーキョー(十条)で「あらばしり」「なかどり」「せめ」を全部試したが,故に忘れた。

寫楽
雪男
白老
手取川

 南にいたっては,飲んだことあるのに「これ飲んだことないな」と思って注文したことがある(つまり2回飲んでいる)。

大信州
天心
飛露喜

 ひろきも何回も飲んでいるのだが,最近めっぽう見かけないので飲めず,忘れてしまった。

みさき
東洋美人

 これもメジャーな銘柄だと思うが・・・

雪兜
勝山
加茂錦
にいだしぜんしゅ
〆張鶴
澤屋まつもと
日本刀
蒼空
天吹
澤乃花
よこやま
三好
越弌
幻舞

 Twitterに「これ好き」と書かれていたので気に入ったのだろう。

花泉
南部美人
尾瀬の雪どけ
山本
岩の井
花の舞
磯自慢

おわりに

 日本酒を飲んだ日は帰りの電車なので急いで記録をつけるようにしているが,それでも漏れているものはいくつもある(「今日○○を飲んだ」などと書くとまずい場合もあった)。それでも,82種類の銘柄をこれまで飲んだことが分かり,満足している。

 次のステップは,同じ銘柄でも特定名称はもちろん,年によって味が違うということに気付いていくことである。これは銘柄を絞って定期的に飲んでいかねばやりようがない。

 そして,次のステップに行く前に,ワインを少し勉強したいと思って,いくつか購入を始めた。○○が好き,と言えるようになるまでやっていきたい。