逆にこの時確かにそうなる。

逆に,このとき与式は確かに恒等式になる

怒りを鎮める1

 あまりにも腹が立ち,怒りが収まらないので,収まるまで,その日良かったことを書くことにする。

 かねてより書類の山に暮らしているが,今後のことを考えると今のうちに整理しておくことが望ましい。そこで,大量の文書を効率よく電子化するため,ドキュメントスキャナScanSnap iX1500を購入した。

 価格.comの最安値が42,500円くらいで,まあいいかと思ったのだが,よくよく考えてみると楽天経済圏に移行していたのだから,こちらでどのくらいポイントがつくか確認した方が良いと思って見てみると,どうも5,500ポイントくらいは付くようであった。当然,楽天の方が値段は高いのだが,ポイントを考えると40,000円くらいになるので,こちらで購入した。

 一昨日に届いてから早速使っているが,これが快適である。まず,何より,速い。速すぎて,スキャン中に他の作業ができない。せいぜい50枚程度しかフィーダに載らないので,50枚ごとに文書を差し込まないといけないのだが,これが1分程度で発生するのである。

 次に,カラーモードの自動検出が良い。白黒のプリント類から,手書きのルーズリーフ,カラーの模試成績表などをごちゃ混ぜにしてぶち込んでおくと,勝手によしなにやってくれる。

 更に良いのが,クラウドとの連携である。PCを起動しておく必要はなく,勝手にOneDriveの指定フォルダに入れてくれる。文字が読める場合は文書のタイトルをファイル名にしてくれる(これはそんなに使いどころはない)。PCで他のことをしながらスキャンできるということである(ただし前言の通り)。

 大量スキャンをするとなると脳裏をよぎるのは,紙質が違うことによる紙詰まりや,非定型サイズのメモなどの扱いである。厚紙もあれば藁半紙もあり,A4やB5が混ざっているどころか,切れ端のようなメモもある。ルーズリーフには穴があいている。しかし,紙詰まりはない。A4サイズの文書と一緒くたに小さい用紙も入れれば,当然傾くのだが,勝手に補正される。

 楽しいので,調子に乗ってもう2000枚以上スキャンした。

 

 今日のお昼頃,バカフォンを見ていたら,内田樹が新聞社2社から28日に安倍首相退陣となるから総括記事を書いて欲しいと依頼されたとTwitterに書き込んだという情報が入ってきた。新聞社ならばかなり確定的だろうと思った。安倍首相が退陣を発表するとまず何が起こるか。どう考えても株価が下がる。ちょっと調べてみると,外資系証券が日本株リスクとして掲げている(この手のレポートは至極役に立たないとしても)。そこで手持ちの株で,そろそろ売っても良いかなと思っていたものを後場寄り付きで手放した。ディア・ライフ(410円→570円)とテー・オー・ダブリュー(273円→312円)。

 スキャンが終わって,18時頃思い立ってニュースを見てみるとやはり退陣会見をしたと。そこで日経を見てみると300円安。売らなかった株はガクーンと下がってしまったが,利確できた銘柄があると何とも思わないものである。税引き前利益だが(NISAはとっくに枠を使い果たしてしまった……),スキャナ代くらいにはなったので満足。

 それにしても次の総理大臣は誰になるのか。アベノミクスで唯一効果のあった金融緩和だけは継続してほしいものだ(ほかは何ら結果が出なかったので好きにすれば良い)。

 

 スキャンしている過程で,高校3年生の時の成績のまとめがでてきた。うちの高校は進路指導の時にまとめて見られるよう,模試と実力考査の成績を1枚の用紙に記入することになっていた。これを見て,高3はそれなりに試験勉強を頑張っていたなと思い出された。課題ばかり多く,基礎を顧みる余裕も与えられずただただ走りきって失敗した……だんだん腹が立ってきたのでここまで。