所属の欲求
予備校での1週間が終わり、すなわち浪人生としての1週間が終わったわけだが、なんだろう、実感が無い。
何か浮いているのだ。
ポカーンと。
僕は一体何をしているのだろう?
高校を卒業して、大学に行くわけでも就職するわけでも無く。
予備校に通って、家でも数学やって、英語やって、物理やって...
夢中になっているときはいいんだ。
でもふと我にかえると、
「今僕は一体何をやっているんだろう」
と思うんだ。
何だろうこの感覚。行く先が無く、放っておいたらそのまま年度が変わってしまった感じ。
ニートの感覚もこんな感じなのだろうか?
いや、これは突然失業してしまった人の感覚かもしれない。
ポカーンである。
ただただ1日1日を過ごすだけなんだけど、何だろう。何もしていないわけじゃない。目標もある。でも浮いている。