逆にこの時確かにそうなる。

逆に,このとき与式は確かに恒等式になる

駅の自動販売機

水分を摂取するのが好きだが、出かける際には購入する余裕がないときもある。

電車に乗る前に、飲料を買うかどうかいつも迷うのだが、駅構内に入ってしまうと、ニューデイズ自動販売機しかないのだ。


スーパーで買えば88円〜98円、コンビニでも日によっては125円、そこへ来てニューデイズ自動販売機は160円なので、午後の紅茶などは買う気が起きない。

必然的に、駅構内で飲料を買うときは、他で目にしないものを選んでいる。

京王井の頭線の場合は、ミニッツメイド 朝の健康果実 ピンクグレープフルーツ・ブレンドである。


昨日はこれにした。

りんご100%ジュースである。果汁100%は素晴らしい。コンビニだとなぜか紙パックになってしまう。

密閉して林檎をすりおろしているので酸化防止剤が入っていないそうだ(どうやって密閉しながらすりおろすのかよく分からない)。


そして、サンふじではなくて王林である。僕はりんごは積極的に食べないが、サンふじより王林が好きなので、ちょうど良かった。




中学2年の時に、職場体験といって、最大で5日間地元企業に通って仕事の手伝いをする行事があった。

情報通信系の企業などあるはずもなく、どういうきっかけだったか忘れたが、青果市場へ行くことになった。

仲卸業者で職場体験をした。

やった仕事は、ひたすら野菜・果物を運ぶことである。

市田柿4箱〜と言われて4箱台車に積み、持っていくような仕事であった。


担任曰く、このような仕事をすることは金輪際無いだろう、そういう意味では良い経験だったのではないか、と。


ここで最も多く運んだのがりんごであった。みかんも大量に運んだが、りんごは品種や等級が分かれており、それによって指示が出る。サンふじ10箱、王林5箱、といった感じである。


ここで市場に行ったことが契機となり、中学3年の修学旅行で班別に行われた職場見学では、東京中央卸売市場・築地市場へ見学に行くことになった。
これも経緯はメチャクチャで、担任の「2年生の時市場に行っとるだら、ほいじゃ築地市場でも行ったら」という一言に尽きる。

築地市場は東京都の施設なので、都の職員に案内をされて、見学をしたが、如何せん市場は朝である。修学旅行で5時にホテルを出ることができるわけもなく、人気の無い10時台の場内市場を見学したのであった。火災が怖いといって、水入り発泡スチロール箱が大量に積まれていたのは鮮明に記憶されている。


市場見学はあまり面白くなく、帰った後のポスター発表をどうするか心配になりつつ、「築地どんぶり市場」(なんと、まだ存在している)で海鮮丼を食べたが、あんまりおいしくなくて、なんだこんなものかと思った。

その後、銀座千疋屋でフルーツポンチを食べた(他の3人はパフェであった;僕もパフェにすべきだった)。



王林を見るとここまでが一連の思い出として想起されるのである。