逆にこの時確かにそうなる。

逆に,このとき与式は確かに恒等式になる

せわしさを感じない年末

 12月というのはどこか浮ついたような雰囲気が街中を覆い尽くすものだが,今年はそれがない。確かに街に出歩いていないということはあるのだが,博士論文の手続で2,3回電車に乗って移動をしたり,街を歩いたりしてみても,12月らしい空気ではない。それで実際に僕が忙しくなかったら良かったのだが,今年の年末年始もまた忙しい。

 思うに,さあ休むぞと思って迎えた年末年始は学部生までだったか。いや,学部4年の時は卒論のためのアノテーションが全然進まなくて冬休みを費やした記憶がある。しかし進まなかったということは正月にサボっていたという考えもある。頭の片隅にタスクがある状態ではなんとなくソワソワしてまともに休まらないからこういう感覚になるのだろう。

 別に休みたいわけではないのだ。ただ,タスクをやり切った状態というものが定期的にないとたまらない。こなしている量がおなじでも,始期・終期が揃わないと常に締め切りに追われることになる(図1)。うまく終期を揃えることができると,つかの間の休息が取れるが,この時に頭を一旦空っぽにできるのが重要である。これこそが休息である(図2)。

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図1 タスクの始期と終期がずれている場合,常に1つ以上のタスクを抱えることになる。

 

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図2 タスクの終期が揃っていると,タスクがない時間(=休息)が生まれる。タスクの総量を減らす必要は必ずしもない。

 ところで,先日受験した応用情報技術者試験の結果が今日開示された。パスワードの紙を実家に置いてきた上にどこかへ行ってしまったので,受験番号によって合否を確認する羽目になった。ツイッターには落ちたと書いたが,実際には合格している。