逆にこの時確かにそうなる。

逆に,このとき与式は確かに恒等式になる

生パスタ

生パスタという日本語から得られる感触がとても異様である。

小麦粉を練って、機械で細くして、そのままパスタソースをかけて食べる印象が強い。茹でないの?茹でないの?という声が脳内に響き渡る。

粉っぽいんじゃないか? 僕は粉っぽくあるべきでないものが粉っぽい料理が本当に嫌いだ。火の通り切っていない大阪お好み焼き、出来の悪いクッキー、溶かして飲むタイプの飲料(料理か?)、等々。



もちろん食べてみると普通である。



この違和感を解消するべく今日まで努力を続けてきた。


そもそも、うどんにも生麺と乾麺があるし、蕎麦にも生麺と乾麺があるし、ラーメンにも生麺と乾麺があるではないか。スパゲッティは普通乾麺であるから、敢えて生とつけているのだろう。乾燥させていないだけで茹でているのだ、当たり前のことだ。


違和感の正体は、わざわざ言うまでもないことを言うところにあろう。

蕎麦屋でわざわざ生だと謳っている店はない。いやあるんだけど、生蕎麦と書いてあるんだけど、大体、蕎麦の字が変体仮名で読めないからいいのだ。うどんもそうだ、生うどんなんて食えない感じがする。




生であることが当たり前ではないものに生をつける場合と、生であることが当たり前である場合に生をつける場合がある。


生野菜
生ビール
生卵
生チョコ
生放送
生クッキー
アメリ
生焼き鳥
生ハンバー
生すき焼き
生年月日