逆にこの時確かにそうなる。

逆に,このとき与式は確かに恒等式になる

TOEFLを受験するために印鑑ケースを買った。

海外に、と息巻いていたけれど、外に出るメリットを感じられなくなったために、ずっと受けるつもりでいたTOEFLを結局一度も受けていないという事実に直面し、今月来月にでも受験しようと決意したのが、今年の正月、実家での出来事である。

TOEFLを受けるためにいくつかあるであろう段階で、最も僕が面倒だと感じ放置していたのが、パスポートの申請である。
如何せん、署名つき身分証明書が見たくてたまらないのがETSなので、避けられない過程である(実際には避けられる(実際にはパスポートを持たなくても良い人にTOEFLは要らない(はずが、大学院入試で必要である)))。

パスポートの申請のために必要な書類を調べると、身分証、そして戸籍抄本である。

そうだ、思い出した、住基カード(写真付き)を作ったのはパスポート申請のためだったんだ。もう運転免許証を持ってしまった。

戸籍抄本がなぜいるのかと思ったが、旅券は海外に出るために必要なものであって、現住所は当然に意味を為さないからであろう。
幸い実家に帰省中であったので、戸籍抄本を手に入れるのは容易いはずだったのだが、年始である。役所は休みだ。

仕方が無いので、郵送での申請(これは戸籍抄本の申請である)に切り替える。家で申請書を書いたが、印鑑を持っていなかったので、東京に戻ってから押すことにした。
それから、定額小為替で手数料を支払うので、これまたゆうちょ銀行に行かなければならなかったのだが、年始である。銀行は休みだ。

結局東京に戻ってきたが、ゆうちょ銀行は16時までやっているとはいえ、16時では4限にも出られない。今日までもつれこんだのであった。


大学の郵便局で切手と定額小為替を買った。82円切手を買うのは初めてだ。
返信用封筒を買い忘れたので、生協に戻る。
本人確認書類のコピーは、朝作っておいたので、鞄に入っている。

これですべて揃ったと思い、ウェブサイトを見ると、印鑑がいるではないか...
認印で良いのだから、実家で押してくれば良いものを、僕はアホである。

家に帰る前に証明写真を撮りに行くことにしたが、家に帰りやすいルートでと思い、到着した駅前の写真屋には証明写真のサービスがなかった。

大幅に遠回りして撮ってもらったが、こうなると意地でも今日中に郵便を出したくなる。

足りないのは印鑑だけであったので、写真ができる間に印鑑を調達すれば良いのだ。
運良く同じ建物に文具店があり、比較的珍しい僕の苗字の印鑑があった。

印鑑が300円で、朱肉付きのケースも合わせて買うと一体いくらになるんだと思いつつも、意地である。

そこで購入した朱肉付きケースが、「クイック捺印ケース ポン・ペタ」(株式会社モリヤマ)

である。
勝手に朱肉に押しつけてくれるタイプのケースである。一番安かったので買った。定価450円。

文房具市場ってのは面白いね。

こうして無事に手続書類(これは戸籍抄本申請のための手続書類である)をまとめ、駅前の郵便ポストに入れた後、集配時刻を見ると、





明日の14時であった。