逆にこの時確かにそうなる。

逆に,このとき与式は確かに恒等式になる

漫画を読む

先月末から今月の頭にかけて,漫画をたくさん読んだ。これはとても珍しいことである。漫画でもテレビドラマでもなんでも,受動的な娯楽は好きだが,中学生の頃,時間を取られることにものすごく強い嫌悪感を持つようになって以来,漫画もテレビも避けてきた。だから,普段は一切目にしないのだが,何かの拍子に触れてしまうの,のめり込んでしまうのである。

今回は,PayPayに登録したことがきっかけだった。PayPayに登録すると,Yahoo!カードを作りたくなる。Yahoo!カードを作ると,Yahoo!プレミアム会員になりたくなる。Yahoo!プレミアム会員になると,とりあえず会費の元を取ろうとして,無料で読める漫画を読み始めることになる。なった。

まず読んだのは,ナニワ金融道のシリーズである。無料の範囲では収まらなかったので,有料の部分は購入した。ナニワ金融道,新ナニワ金融道,ザ・ナニワ金融道あわせて45巻。

これはとても面白い。民法の物権債権をかじった後に読むと実務を目の当たりにしているような感じがする。

次に読んだのは,江戸前の旬である。これはストーリーがひどい。ムズムズしてくる。しかし,魚の知識が絶えず出てくる(ありがたいことに,同じ季節には同じ魚が出てくるので,何回も何回も同じ知識が披露され,復習になる)のだが,これがかなり良い。

最大のデメリットは,寿司が食いたくなることである。そして,食いに行っても満足できないのである。なぜなら,その辺で一回の学生風情が食べる寿司は,生魚をスライスして酢飯の塊の上に乗せただけのものだからである。僕は常々刺身と寿司の違いが分からないといって寿司ではなく刺身を食べるようにしていたが,一度きちんとした寿司を食べてみないといけないのだろうと改めて思った。

以上である(この記事は,2ヶ月連続で記事が書かれないことを防ぐためにこれと言ってオチもなく書かれたものである)。