逆にこの時確かにそうなる。

逆に,このとき与式は確かに恒等式になる

にわかIT起業と無料ビジネスモデルの限界

親がサラリーマンではないこともあってか、昔から起業願望だけはあった僕であるけれど、最近どうもその気が薄れてきている。


ベンチャー企業も増えて、中には上場を果たす企業もあって、注目されている気がするが、IT企業がどうしても目立つ。もちろんそうでない会社もいっぱいあるんだけれど。


IT企業とひとくくりにするけれど、実際は、

  1. 大規模ソリューション開発
  2. 汎用アプリケーションソフトウェア開発
  3. インターネットで提供するサービス
  4. オンライン通販

いろいろあると思う。

僕は2つに分けたい。

利用者が対価を支払うのか、他人が支払うのかで分けるんだけれど、前者はごく普通。
売り手がいて、買い手がいて、売り手は買い手のために商品を提供して、お金をもらう。買い手に買ってもらえるための工夫をする。

そして僕は後者について考える。

無料ビジネスモデル

商品の利用者が、提供者に対価を払わないケースは少なくない。
Google検索も無料、Yahoo!メールも無料、フリーペーパーも無料、駅で配っているティッシュも無料、民法の放送も無料。この日記だって無料。

だが、商品(モノやサービス)の提供にはお金がかかる。これをだれが負担しているのか、負担するメリットはあるのかということであるけれど、例えば、駅で配っているティッシュは、自社の宣伝である。

ティッシュの価格に対して、その広告を見て自社商品を購入してくれるお客が支払った額が上回ればよい。
テレビもそう。Yahoo!メールもGoogle検索もそうだろう。広告媒体である。

広告収入は、広告が無ければ生じない。その広告は一体何の広告だろう?
それは、「利用者が提供者に対価を支払う」タイプの広告で無いといけない。

もしこの広告も広告収入によって成り立っているサービスだったらどうなるだろう?

そのサービスの広告もまた広告収入で、そのサービスの広告もまた広告収入で...

循環してしまって、実態が無い。



ところが現実そういうことが起こっているのではないか?

テレビで「無料○○」のCMを見ることが多い。課金制ゲームならまだしも、広告収入だとまさにこの現象。


アフィリエイト広告の寄せ集め見たいなポイントサイトがたくさんある。

いろんなサービスに登録すると、ポイントがもらえて、換金できる。

そのポイントサイトの広告が、別のポイントサイトに掲載されていて、登録するとポイントがもらえる状態だ。
もうわけがわからない。一体だれがお金を払っているの?



にわかIT起業

無料と有料だったらどうしても無料を選びがち。インターネットでは特にこういう傾向が顕著な気がする。

ちょっとしたアプリを開発しただけで会社を立ち上げてしまう時代である。

ある特定のプラットフォームに依存し過ぎている場合もある。
Twitter向けサービスしかやっていない会社はTwitterがなくなったらどうするのだろう?
iPhoneアプリしか作っていない会社はiPhoneがなくなったらどうするのだろう?

トヨタの部品しか作っていない会社はトヨタがなくなったらどうするのだろう?」という疑問とはちょっと違う気がするんだな。


情報って実体が無い。


お客からお金が取れないサービスなんて、もともと価値が無いと思うんだ。


部品屋さんが作った部品は、金属として実体があって、価値があると思う。技術があるから。

一部の情報産業はアイデア勝負になりつつある。コンテンツ勝負。

だけど、そのコンテンツの対価を支払ってもらえそうもないから無料にする。人を集めて、広告媒体にする。


なんかそういうのが嫌だ。

そのうち成り立たなくなるんじゃないかって。
本当にいいものが、あまり良くない無料のモノに駆逐されてしまうんじゃないか。
ああ、こういうのをレモン市場って言うのだろうか?勉強不足で分からない。


成り立っても成り立っていなくても、こういうのは嫌だ。もはや受け付けない(使わないという意味では無い)。


良いと思ったものにはお金を払っていきたいと思う。


オープンソースにもどこか 引っかかってしまうんだよね。
そんなに素晴らしいソフトウェアができたんならお金払うよって。安いのは嬉しいけど無料ってのは気が引ける。
ありがたく使わせてもらっているけれど。お金無いし。


実体のあるモノを作りたい

実体実体って言うけど、商材として、ねじと情報はどう違うんだって言われてもわからん。
ただ無料で提供しちゃうのはおかしい気がして、そこから狂って行った。
何か面白いものを思いついても、今更有料で提供できるのだろうか?


ホンダとか松下とか京セラとか、創業者一代であそこまで会社を大きくしてきたけれど、みんなモノづくりだ。技術だ。経営もうまかったかもしれんけど、経営だけじゃなくてモノがある。


そうか、経営手腕だけで大きくなった会社には実体が無い。


何か解決すべき問題があって、そこを工夫して製品を作り、上手に宣伝して、売る。

やっぱり発明だよな。自然法則を利用したうち高度のもの、だったっけ?


イデアが無いからいけないけれど、思いついたら自分で作って売ってみたい。

それまで普通に働いて資本を貯めておくのがいいのかな。



第二次産業にチャレンジしたい。またひとつ、世界に通用するモノを作って大きな大きな会社を日本に興してみたい。



みたいだけ。



中身が無いからただの妄想にすぎない。






きちんと勉強しないと、見方もわからないし社会のシステムもわからない。

そして中身が誕生した時に一気に動けるように準備しておきたい。そう思う。



18歳7か月の現時点での考えであり疑問であり目標である。