逆にこの時確かにそうなる。

逆に,このとき与式は確かに恒等式になる

慣れというものは恐ろしいもので

基礎シリーズも3分の2が終了して、感じることは、
1週間が流れるように終わっていくということだ。

高校の時もそうだったわけだが、月曜日が来て、金曜日を心待ちにしながら過ごし、気づいたら金曜日が来て、休みになる。あっという間に土日が終わって、また月曜日が始まる。
そして、「先週もあんな感じでさっさと終わったのだから今週もグッとこらえればさっさと終わっていくんだ、だから頑張ろう」となる。

ついに予備校生活でもこうなった。

予習復習のバランスが崩れても、土日に寝てしまっても関係無い、ただ猛スピードで1週間が流れて行く。苦痛は無い。時間に完全に乗っかっているからだ。時間がストレスになることはない。

しかしだ。

「慣れ」の水準が低すぎる。

物理の講師が1年間緊張感を持ち続けろと言っていた。全くその通りだ。



何でもいい、毎週「東大に行きたい!」とやる気を起こさせてくれる文章や、「このままでは行けない!」と危機感をあおってくれる成績表などに出くわさないと、マンネリ化である。もちろんこれは性格の問題だが。


夏休みは思ったよりも忙しい。
いや、総じて浪人生活は想像以上に忙しすぎる。想像の2倍〜2乗くらいの忙しさか。

河合塾の1学期は基礎シリーズという名で基礎を徹底的にやるのだが、面白いことに、自分の弱点が見えてくる。
苦手分野ばかりがあらわになってきて心折れそうになる。


がむしゃらにやるのはスマートじゃない。
だが、どれだけ効率化しても、絶対量がある程度必要になる。
そのある程度が僕にとってはとても多く感じられるのである。