事故を防ぐことは不可能
授業中にふと気付いたこと。
世の中のあらゆる事象は事故のファクターとして波打って存在している。
たまたまいくつかのファクターが重なって、振幅が大きくなり、閾値を超えたところで目に見えた事故として発生する。
だから、事故の原因は、1つじゃない。当たり前。全てが原因となりうる。ところが、その自己の責任を負うのは、最後に重なったファクターだけであることが多すぎる。
事故を防ぐためには、あらゆるファクターを除く必要があるのに、1つか2つしか除こうとしないから、次々と事故が起こる。
では、思い切って全てのファクターを潰してしまえば、事故は起きないのだろうか?
いいや、起こりうる。
事故というものが先ほどの定義によるものであれば、起こらない限り事故にはならない。
事故は防がれた瞬間に事故ではなくなる。いや、元々事故ではないのだ。
つまり事故を防ぐことは不可能。
だとすれば、閾値を思いっきり引き下げて、小さな事故をたくさん起こさせることだで、被害を抑えることができるのではないか。
結論:こんなことを考えていないで授業に集中すべきだ。