逆にこの時確かにそうなる。

逆に,このとき与式は確かに恒等式になる

時は金なり

今日は帰りに駅でうっかり飲み物を買ってしまったわけだが、こういう時の支払いは大体プリペイド電子マネーで行う。駅の場合はpasmoかな。

買おうとするときに財布に手がかかるのだが、現金を今使いたくないのと、食費を交通費として計上できるのと2つの理由で定期券に持ち替える。

現金で払うのと、PASMOで払うの、全然違う。何が違うかって言うと、支払った時間が違う。前者は即時だが、後者は随分前である。
余裕のある時に払う1000円と無い時に払う1000円は全然違う。

普通は逆。

時間の利益は、後に伸ばすほど大きい。プリペイド式のカード類は、発行会社に利益がある。
お客が執行する前に、現金が手に入る。それをどう運用するかは会社の自由だが、会社にとって時間とお金は切っても切れない関係にある。今この瞬間にお金が無ければ不渡りそして倒産、ということがあるからだ。黒字倒産はこうして起こる。
お店によっては現金だと値引きされることがある。カードの手数料もあるが、何よりも現金が欲しいということもあろう。大体決済は月締め翌々月払いが多いから。

借金もそうである(期限の利益)。今お金が無い。しかし必要である。無いと大きな損失。だから借りる。そして、そのお金を返すのは随分先である。

これはお金で時間を買うということである。

1年後には手に入るお金を、今手に入れる。それが可能となる。



時は金なり、time is money、なんていう言葉があるが、これは比喩ではない。時と金は、しばしば交換可能である。


例えば新幹線。
東京から名古屋まで在来線で6時間20分かかるとする。新幹線は1時間41分。その差は4時間39分。
在来線なら6090円。新幹線なら指定席で10580円。その差は4490円。
1時間当たり960円ほどである。
1時間という時間を960円で買えるのである。場合によっては、指定席だからその間も業務ができるとすれば、1時間を700円ほどで購入できることになる。

もっと身近な例。
東大から渋谷に行こうとする。120円がもったいないから歩いていく人も多い。
もったいないかどうかの基準は時間である。歩いて15分。電車で4分。約10分を120円で買える。1時間を720円で買える。

電車代が高いから自転車で、ということもしばしばあるが、本当に高いかは良く考えないといけない。
よくあるのが、1円安いガソリンスタンドへ行くために何キロも車を飛ばすこと、である。


今回の場合だと、僕は、支払いを前倒しにした。プレミアがつかないから直接時間でお金を買ったことにはならないが、支払時期を購入時期をずらす、それも支払時期を前倒しにできるってのは時と場合によっては非常に強い。余裕のある月にたくさん支払っておくことができるもんね!!!!!金銭的には大損だけどある意味時間でお金を買っているよね!!!!!


う〜〜〜〜〜ん(°〜°)